仏教文化講座

2015年03月23日

元旦を除く毎月1日は、羅漢堂にて下記の要領にて仏教文化講座を開設しています。
檀信徒のみならず、広く一般の方にも参加していただけますので、お誘い合わせの上ご来山下さい。なお参加費は無料です。

  • 毎月1日 開場:午後4時半/開講:午後5時
  • 6月1日(金)麻生保子氏(つくば国際大学公衆衛生看護学教授)

物はたくさんあるはずなのに、必要な物を必要な時に取り出せず、又、購入してしまうことはありませんか?長年の保健師経験にてご家庭を訪問する中、健康維持のために室内の整理整頓が必要な場面に数多く出会いました。整理整頓された部屋での生活は、乳幼児の誤飲やケガの発生を防止し、高齢者の転倒・骨折から移行する要介護状態を予防することに役立ちます。近年、「極端に不衛生な住居環境(いわゆる資源屋敷)」に住む高齢者を支援する専門職の成功事例に関する研究や、整理整頓への苦手意識と自尊感情、慢性的に片づけられない若者への効果的支援に関する研究を手掛け、国内外に錠を発信しています。整理整頓し、スッキリした部屋で生活する爽快感にチャレンジしてみませんか?

  • 7月1日(日)「まごころをおくる盂蘭盆 ~梅花流詠賛歌を唱えながら」 渡邊清徳老師(曹洞宗梅花流特派師範、栃木県日光市高徳寺副住職) 

梅花流詠賛歌とは、感じたままに、気楽に唱えることができるお祈りの歌です。「まごころに生きる」「盂蘭盆会御和賛」に二曲の解説を聞き、一緒にお唱えしながらお盆のご供養の心を学びましょう。(プロフィール:昭和45年生まれ。愛知学院大学文学部宗教学科卒。平成5年大本山永平寺安居。平成11年第13期梅花流師範養成所入所。平成25年より梅花流特派師範拝命)

  • 8月1日(水)「映画とアートプロジェクトにおける編集について」 遠山昇司氏(映画監督、水曜日郵便局長)

これまでに手がけたアートプロジェクト「水曜日郵便局」や、水戸の公衆電話を使った「ポイントホープ」、そしてこれまでに製作した映画をご紹介し、プロジェクトと映画の関係性についてお話しします。(プロフィール:1984年、熊本県生まれ。法政大学国際文化学部卒業。ボストン大学留学。早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了。『赤崎水曜日郵便局』では、システムを五十嵐靖晃氏と共に発案し、局長・ディレクターとしてクリエーションに関する総合的なディレクションを行った。同プロジェクトは、2014年グッドデザイン賞を受賞。その他、映画作品やアートプロジェクトを手がけ、国内外で高い評価を得ている。『鮫ヶ浦水曜日郵便局』でも、局長・ディレクターとして、クリエーションに関する総合的なディレクションを行う。また、『さいたま国際芸術祭29020』のディレクターも務める。)

  • 9月1日(土)「子供の貧困を克服できる社会をめざして」 稲葉剛氏(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)

いま、日本国内では7人に1人の子どもが相対的な貧困状態に置かれています。近年は「子どもの貧困」問題への社会的な関心が高まり、子ども食堂の取り組みも全国2200ヶ所以上に広がっていますが、その一方で「子どもの貧困」の原因となっている「子育て世帯の貧困」「大人の貧困」をどうするか、という視点からの対策はまだまだ不充分だと私は考えています。「子どもの貧困」を克服するために何が必要なのか、一緒に考えていきます。(プロフィール:1994年より生活困窮者の支援活動に関わる。立教大学大学院特任准教授。住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人など。著書に『ハウジングファースト』(共編著、山吹書店)、『生活保護から考える』(岩波新書)、『貧困の現場から社会を変える』(堀之内出版)など。)