永代供養墓について

縁の会とは

縁の会は新伽藍の建立に続く、第二の400年記念事業として平成8年に発足しました。今日の一般的な墓苑のシステムでは満たすことのできない問題点を改めて捉えなおし、寺の、仏教の本質に照らして墓苑のシステムをつくりました。個人で入っていただくこと、生前に申し込んでいただくことを基本としています。都会では、家や代々の墓を持っていない方々が新たに墓を購入することが難しくなってしまいました。加えて、生涯独身の方や墓を継承する人がいないケースなど、旧来の家制度の考え方では墓を維持することも困難な状況が生まれています。また、家の墓には入りたくない、友人同士で入りたいなどの要望もあり、個人のためのお墓の必要性が増しているといえます。 縁の会の墓苑では家に関係なく一人ひとりの名を刻み、お祀りします。当山は、永代にわたって墓を守り供養をすることを含め、必要最低限の費用にとどめたいと考えています。会員の国籍はもとより、過去の宗教や宗派は一切問いません。縁の会の会員は仏教文化講座をはじめ、仏教にふれる機会、生き方を考える場として当山をご利用いただけます。また、縁の会は会員同士が相互に新たな縁で結ばれることを意図していますので、先に逝かれた方のご冥福を他の会員様がお祈りしてくださることを願っております。その意味で、縁の会墓苑は個人墓であると同時に会員全体の墓苑といえます。

縁の会のしくみ

戒名と位牌

入会されたすべての方に、曹洞宗の戒名をお授けします。位号は信士、信女に統一しております。戒名は位牌に刻銘した上、納骨堂にあります位牌壇に33回忌までご安置致します。

位牌

俗名と碑

俗名を御影石の碑または漆の銘板に刻銘し、33回忌までご安置致します。

水の苑碑

納骨と合葬

分骨した上で33回忌まで納骨壇にてご安置致します。残りの遺骨は多宝塔に合葬致します。また33回忌までご安置致しました分骨も、33回忌後多宝塔に合葬致します。

多宝塔

永代供養

33回忌まで、亡くなられた月の一日の萬燈供養にてお戒名の読込供養を致します。33回忌後は縁の会物故者諸精霊としてのご先祖供養を致します。

法要1

法事

49日や一周忌などの特別なご法事などはお布施を頂いて厳修致します。

萬燈供養2

葬儀

当山を式場とする場合、他の斎場への役僧出張の場合のいずれも会員の菩提寺として対応致します。山内葬をご希望の場合は、規模によって形式が決まっておりますので、ご相談下さい。また役僧出張の場合は、遠方でも出張致しますので、ご相談下さい。

承庵(斎場)

納骨堂

羅漢堂
羅漢堂
千手堂
千手堂